2011年2月26日土曜日

ハンバートハンバートのお二人からコメントが届きました!

エディ・リーダーの歌を聴くと「この人、私のお母さんなんじゃないか」と思う。彼女にあこがれて、自分のCDを送ったこともあるし、ライブも2回観に行った。本物のエディは“お母さんオーラ”あふれるやさしくて力強い歌声を持っていて、しかも、とってもかわいらしい人だった。こういう人になりたいと思う。
そんな人と一緒にツアーをするなんて、夢のような出来事。何か一緒に歌いたいと思って、あれこれアイデアを練っています。ぜひ観に来てくださいね。
                                     佐野遊穂(ハンバートハンバート)


 このたび、ジョン・マッカスカー、マイケル・マクゴールドリック&ジョン・ドイルのトリオと一緒にツアーをし共演できるということで、とても楽しみにしています。ジョン・ドイルは前に来日したときに客として観に行っており、ジョン・マッカスカーの音は、彼がプロデュースし演奏している ケイト・ラズビーの作品を通して愛聴していましたが、共 演するのは初めてです。せっかく共演するのだから、一緒に演奏したらすごくよさそうな曲があったらいいと思い、数曲作りました。そしてツアーの後、一緒に録音します。だから、ハンバートハンバートの新しいCDが出たら買ってくれるつもりの人は、今回のツアーのどれかに来れたら、きっと二倍楽しめますよ。
 さておき、先日、スコットランドに行った折に、ジョン・ドイルとマイケル・マクゴールドリックと会うことができました。ジョン・ドイルはハンバートハンバートのライブも観に来てくれ、とても楽しんでくれていたようなのでよかったです。マイケル・マクゴールドリックとは、バー(向こうではパブって言うの?)で飲んで話しました。「お前は、ジョン・ドイルとジョン・マッカスカーの音は好きらしいけど、俺のことは知らなかったんだよな」と言われ、一瞬どきっとしましたが、すぐ「そんなこと気にしてないよ」と笑い話になり、むしろ打ち解けることができました。こういうのをウィットと言うのでしょうか。しかし、気にしてないよって、気にしてるんじゃん。しかも、なんでそんなこと知っているのよ。
 英語で人と話すと、大体勘で相手の言っていることを読み取ることになるので、ときとして不可思議な経験をします。ともあれ気さくなおじさんでした。
 ジョンとマックが二人ずついて、誰が誰だかわからなくなりそうなややこしいトリオのようですが、ともあれ、自分たちの音楽に入ってきてもらえるのは大変楽しみなことです。
                                      佐藤良成(ハンバートハンバート)