2011年2月28日月曜日

トラッド・トリオの2人、国内盤2タイトル同時リリース!!

 今回の来日を記念し、トラッド・トリオのJohn McCuskerとMichael McGoldrickそれぞれの最新作2タイトルが、3/6(日)にTHE MUSIC PLANTさんからリリースされることになりました!!
一足先に、どこよりも早くリリース情報を公開しちゃいます!


 John McCusker "Under One Sky"(YN-025)





Johnの"Under One Sky"は、彼が中心になって作り上げたイギリスのトラッドを包括する壮大なプロジェクトで、John McCuskerのずば抜けたセンスとIan Carr, Andy Cuttingなど気心知れた仲間達との伸びやかな演奏、さらにJim Causley, Julie Fowlis, Graham Coxon, Roddy Woombleなどといった豪華ゲストによる歌声が実に素晴らしい傑作です。いかにJohn McCuskerが現代のイギリス・トラッド界で重要なポジションにいるかが伺い知れます。必聴!!


 Michael McGoldrick "Aurora"(YN-024)



Michaelの"Aurora"は、トラッドの同時代的感覚において他の追随を許さない彼の魅力が120%発揮された、カッコ良すぎる作品です。武士道を思わせるストイックなまでに研ぎすまされたフルートの演奏と、ホーン・セクションやキーボード、リズム隊までも見事に取り入れてしまう(ややもすればダサくなりがちな)トラディショナル・フュージョンとも言うべき表現方法がクールに、見事に同居しています。こちらも必聴!!


リリース詳細は、近日中にTHE MUSIC PLANTさんのHPにて特設ページがオープン予定ですので、そちらをチェックしてみて下さい!!


THE MUSIC PLANTのホームページ

2011年2月26日土曜日

CINRAにちょこっとバナー

カルチャーニュースサイト"CINRA"、ページの右下に控えめな「お花見World Beat」のバナーが設置されました。バナーなのに目立ってないところが、いとおかし。

ハンバートハンバートのお二人からコメントが届きました!

エディ・リーダーの歌を聴くと「この人、私のお母さんなんじゃないか」と思う。彼女にあこがれて、自分のCDを送ったこともあるし、ライブも2回観に行った。本物のエディは“お母さんオーラ”あふれるやさしくて力強い歌声を持っていて、しかも、とってもかわいらしい人だった。こういう人になりたいと思う。
そんな人と一緒にツアーをするなんて、夢のような出来事。何か一緒に歌いたいと思って、あれこれアイデアを練っています。ぜひ観に来てくださいね。
                                     佐野遊穂(ハンバートハンバート)


 このたび、ジョン・マッカスカー、マイケル・マクゴールドリック&ジョン・ドイルのトリオと一緒にツアーをし共演できるということで、とても楽しみにしています。ジョン・ドイルは前に来日したときに客として観に行っており、ジョン・マッカスカーの音は、彼がプロデュースし演奏している ケイト・ラズビーの作品を通して愛聴していましたが、共 演するのは初めてです。せっかく共演するのだから、一緒に演奏したらすごくよさそうな曲があったらいいと思い、数曲作りました。そしてツアーの後、一緒に録音します。だから、ハンバートハンバートの新しいCDが出たら買ってくれるつもりの人は、今回のツアーのどれかに来れたら、きっと二倍楽しめますよ。
 さておき、先日、スコットランドに行った折に、ジョン・ドイルとマイケル・マクゴールドリックと会うことができました。ジョン・ドイルはハンバートハンバートのライブも観に来てくれ、とても楽しんでくれていたようなのでよかったです。マイケル・マクゴールドリックとは、バー(向こうではパブって言うの?)で飲んで話しました。「お前は、ジョン・ドイルとジョン・マッカスカーの音は好きらしいけど、俺のことは知らなかったんだよな」と言われ、一瞬どきっとしましたが、すぐ「そんなこと気にしてないよ」と笑い話になり、むしろ打ち解けることができました。こういうのをウィットと言うのでしょうか。しかし、気にしてないよって、気にしてるんじゃん。しかも、なんでそんなこと知っているのよ。
 英語で人と話すと、大体勘で相手の言っていることを読み取ることになるので、ときとして不可思議な経験をします。ともあれ気さくなおじさんでした。
 ジョンとマックが二人ずついて、誰が誰だかわからなくなりそうなややこしいトリオのようですが、ともあれ、自分たちの音楽に入ってきてもらえるのは大変楽しみなことです。
                                      佐藤良成(ハンバートハンバート)


2011年2月25日金曜日

エミ・マイヤー新曲「マスター・ピース」

お花見World Beat(4/2)出演に先駆け、3/9に発売となるエミ・マイヤーの新作『スーツケース・オブ・ストーンズ』から、リード・トラック「マスター・ピース」のビデオ・クリップが完成しました!!

トラッド・トリオの超絶動画!!

MyspaceにUPされていた来日トラッド・トリオの超絶映像!
やや画質、音質は悪いですが、その凄さの片鱗は十二分に伝わるでしょう。
3/26のお花見World Beatでは、是非この凄さを実際の演奏で、生で体験してみて下さい!!


ところで、投稿者のPhilさんって…

Michael McGoldrick John McCusker and John Doyle

Phil | Myspace Video

2011年2月24日木曜日

お花見川柳・その2

お花見川柳・その2


花祭り まりをつきたや 中村や


春の宴 粋なロンサム 四福神


カリブより デヴィッド運ぶ 春の風


作:Pagy

2011年2月22日火曜日

お花見川柳 その1

P太郎の上司、Pagyは、駄洒落好き。
以前、DM用にプランクトン新聞を作っていたときに「ケルト川柳」なるものを書いてくれた。
あまりにも馬鹿馬鹿しすぎて、社長の許可が下りず、残念ながらボツとなり世の中には出なかった。
だけど、僕はあの「ケルト川柳」が好きだった。
今覚えているのは
「シャロン・シャノン、日本で言えば、千代田千代」ぐらいだけど、
時々思い出すとニヤニヤ笑ってしまう。


そのPagy上司に「お花見 World Beat」を川柳を頼んだら、
早速書いてくれました。
今回は社長の許可も下りて、堂々と発表できます。



お花見川柳 その1

紡ぐ音 魔法の如き テテの手々

上野にて リッキー爺さん 花咲かす

エミ・マイヤー 美しすぎる 笑み舞い也

春だけど 炊き込みご飯に 栗コーダー


続く

2011年2月18日金曜日

奇跡のトラッド・トリオ

お花見World Beatで来日するジョン・マッカスカー, マイケル・マクゴールドリック&ジョン・ドイル トリオ。トラッド界を代表するスーパープレイヤー3人によるまさにスペシャルなこのトリオは、お花見World Beat最大の目玉のひとつといえる。

フィドルのジョン・マッカスカーは09年に"Under One Sky"という素晴らしい作品を発表している。このアルバムはジョン・マッカスカーの作品というよりは、彼がリーダーとしてまとめ上げたひとつのプロジェクト的な色合いが強い。
ジョン・マッカスカーは一流のフィドル・プレイヤー兼マルチ・プレイヤーである以上に、敏腕のプロデューサーとしてケルト音楽界で絶対的な信用を勝ち得ており、そのプロデューサーとしての名声は、同じくトリオの一角として来日するジョン・ドイルに匹敵する。

アメリカ在住のアイリッシュであるジョン・ドイルが、アイルランド移民からアメリカン・ルーツにまでつながるトラディショナル音楽の推移を体現しているとすれば、ジョン・マッカスカーは同じくケルトに由来を持つスコットランドからイングランド、はたまた北欧に至るまでのイギリス的あるいはヨーロッパ的トラッドの総体を示していると言っていい。
そういった意味で活動のフィールドは異なるものの、二人の影響力は同格であり、二人とも世界中に散らばっているケルティック・ミュージシャンから同等の信頼を得ている。

先日ケルティック・コネクションで、ジョン・ドイルがグリーンフィールド・オブ・アメリカというプロジェクトの一員として活動していることを知った。このプロジェクトはアイルランドの音楽が移民とともにアメリカに持ち込まれ、アメリカのルーツ音楽として定着して行った過程を浮き彫りにするものだった。ベテランのカントリー・ミュージシャン達の中で、ドイルが若くしてプロジェクトに抜擢されその中枢を成していたことは、先述の彼の音楽性を如実に証明していたと言える。

マッカスカーの"Under One Sky"は大雑把に言ってしまえばそのイギリス版と言えるかもしれない。彼はスコットランド、イングランドの現代トラッド界を代表するプレイヤー達を、イギリスというまさに「ひとつの空の下」にまとめ上げた。ケイト・ラスビーや今回の来日組の目玉:エディ・リーダーといったイギリスのコンテンポラリー・フォークのプロデュース業でも名高いマッカスカーらしく現代的な感覚も兼ね備えているし、チーフタンズばりの壮大なスケール感はクラシックの素養をも併せ持つ彼の音楽的偏差値の高さを伺わせる。
このプロジェクトにおいて、長らくスコットランドはじめイギリスのトラッド界を牽引して来たフィル・カニンガムを差し置いて堂々たるリーダーぶりを発揮したマッカスカーは、ここに新しいトラッドの世代交代を告げたと見ることもできるかもしれない。

そのジョン・ドイルとジョン・マッカスカーというトラッド界希代の才能と視野を持つ2人に、同世代最高のプレヤーであるマイケル・マクゴールドリックが加わる。
彼はこのシーンに現れた時から、ルナサ(アイルランド)、カパケリ(スコットランド)、フルック(イングランド)とそれぞれのフィールド・エリアで一流の働きをしてきた。プロデューサーとしての活躍はないものの、その分職人肌のセッション・プレイヤーとしての才覚は2人のジョンがそれぞれもっとも信頼するプレイヤーであり、どちらのプロデュース作にもほとんど全面的に参加している。また、現代的な感性は3人の中でも随一であり、ケルト音楽の未来を担う才能として高い評価を得ている。

今回の来日するトリオはただ腕の優れたプレイヤー3人がセッションするだけのユニットではない。3人が集まることにより、どちらかと言えば地域的かつ懐古的なトラッドという音楽が、世界的な規模で未来に向けて鳴りだす。この3人が半円を描いて音を合わせる様は、まさしく聖パトリックが三位一体を説いた際に手にしたシャムロックの如し。

この来日のための奇跡の共演。絶対にお見逃しなく!

2011年2月10日木曜日

Rickie-Gさんからコメントが届きました!

桜咲く気持ちのいい季節に、こんな素敵なアーティストたちと共演できるなんてほんとに光栄です! 
ありがとうございます。

CDで聞いていたTETEのやわらかい歌声と素晴らしいメロディが生で聞けるのが今から楽しみです 。


Rickie-G



2011年2月9日水曜日

上野のおいしいお店情報♪

どうぜ上野に行くのなら、お花見World Beatのついでにディスカバー美味しいお店 in 上野!
今日のお薦め情報は、不忍池そばにある昔ながらの中華料理店、蓬莱閣 (ほうらいかく)
上野の中華料理店としては老舗で有名らしく、美味しくボリュームたっぷりの料理には長年のリピーターが多い名店。知人などは、家族で通って既に20年とのこと。(昭和34年創業の店舗が横浜中華街にもあるが、上野とどっちが本店かは不明。)

週替わりランチは、メインたっぷり2品+杏仁豆腐付きで1,200~1,500円という豪華サービス設定。高菜ソバがお薦めで、大きめ餃子もモッチモチで人気者!
またコース料理(5,000円〜、要予約?)を頼むと、飲み物が1人あたり3杯無料!とか、料理単品オーダーでも、ビール瓶5本頼むと1本無料!とか、ちょっと面白いサービスもあるみたいです。
*当日も絶対そうか保障はないから、確認はして下さいね。

また、上のフロアからは上野公園が見渡せ、絶景だそう。ぜひお試しを!腹ぺこライブの後に、仲間とワイワイ宴が楽しめそうです!


2011年2月8日火曜日

Schroeder-Headz 渡辺シュンスケさんからコメントが届きました!

春という季節が大好きな僕としては、おそらく、大分うららかになりつつあるであろう野外の空気の中、Schroeder-Headzのピアノを奏でられるなんてのは最高のシアワセです。そして、これまた花見の宴としては贅沢すぎるほどの豪華なキャスト。今年は、ほんとに春を目一杯堪能できそうで非常に楽しみにしています。春とピアノの組み合わせは、とてもよいのです。新しい季節の始まる風の匂いと期待感、なぜかちょっとだけ寂しくなるような不思議な感じ。。。個人的な春の印象ですが、昨年発表したNEWDAYSは、まさにそんな空気をイメージした曲でした。演奏するのに、これほどまでにうってつけな舞台空間はそうそうありません。この日は、ぜひ素敵な春を一緒に感じましょう。

Schroeder-Headz
渡辺シュンスケ

2011年2月7日月曜日

今年の桜開花日予測

調べてみたら、今年の桜の開花予想は、大阪 3/26、名古屋、東京が 3/27とのこと。[参考:桜情報ー開花予想

これはいい感じですね〜!お花見World Beat 3/26もあと一歩桜満開の予感!!もちろん天候、気温によって状況は変わっていくので、3月になったら、つぼみからの開花日予測尺度サイトにある様に、つぼみの成長度をチェックして開花まであと何日かを予想してみませんか?(背の高い桜の木のつぼみを間近でじっくり見るのは難しいかもしれませんが・・)レッツトライ!

2011年2月4日金曜日

お花見World Beatで初お目見えのデヴィッド・ウォルター!

デヴィッド・ウォルターの日本デビュー盤『ホーム』が今週水曜にiTunesストアで発売されるやいなや"ミュージック"のトップに登場し、"ワールド"のシングルトップ1に躍り出るなど、いきなりヒットの兆しを見せています。(トップ10に4曲デヴィッドの曲がランクイン、アルバムは3位。)

デヴィッド・ウォルターは、カリブのマルティニークとセントキッツ島出身の祖父母を持つフランス人シンガーソングライターで、フランス、クレオール、英語で歌うコスモポリタンなアーティスト。誰でもすぐ口ずさみたくなるポップでオーガニックな味わいの曲が早くも好評を得ています。DJ、ジンパラというユニットで活躍していた事もあり、音楽性もヒップホップ、エレクトロ、R&Bと多彩。フランスでは2作目となる『ホーム』をひっさげ、4月にプロモ来日、お花見 World Beatで初お目見えになります!日本盤は2/6(日)リリース、ボーナストラック3曲+スペシャルDVD付きの大サービス!アシャとのデュエット1曲収録!要チェックアルバムです!

2011年2月2日水曜日

上野の下見に行ってきました♪

(昨日とは別のスタッフによる投稿)
スタッフみんなで上野の下見に行ってきました!


上野公園の様子
天気が良くて、気持ちいい!

お花見World Beatの頃にはこの桜も見頃を迎えているでしょう。

会場を囲む池には野鳥達もたくさん。


ステージの様子。
ここにどんな装飾を施すかなど、みんなで考えます。

客席の様子。

せっかくなので、帰り際上野の面白そうなところを探索。
いかにも下町!的な風情がたまりませんね。

地元では有名だというモツ焼き兼居酒屋さん。
何でも午前中から開いているのだとか。
お花見World Beatの帰り(もしくは行きがけ?)に立ち寄ってみては?


上野といえば


上野にもうすぐパンダがやってきますね!公募した日本名は何になるのでしょうか!?ドキドキワクワクです!!
さて昨日、制作スタッフと音響担当、舞台監督で上野恩賜公園野外ステージを下見して来ました。実務的な事の確認はもちろん、実際に会場を見ると舞台装飾や、プラスアルファの当日のお楽しみアイデアも具体的に浮かんだりするので、毎度大事ですねぇ。
寒空の下の上野公園、不忍池でしたが、桜が満開の時期はここは本当に見事なんですよ!だって客席からも満開の桜が見えるのですから、最高の花見スポット&ステージ!
久々の上野なので、上野の素敵スポット・リサーチ第一弾として、鴨汁おススメの名店、アメ横の大衆居酒屋「大統領」で軽くビール・・。(*打ち合わせも、ちゃんとしてますよっ!)ここはなんと朝10時から開店しているそうです。筋金入りの飲んべえの方を接待しなければいけない時でも、強い味方になってくれるプレジデンシャルなお店!ですね。お花見 World Beatの公演前または公演後に寄ってみてはいかがでしょう?この日も平日14時頃でしたが、明らかに仕事中じゃないの?というスーツ姿のグループを含め、ナチュラルに飲んでいる人がたくさんいました。いいですねえ、ユル〜くて。
これから上野のおおらかな魅力にもっと触れていきたいと思います!

2011年2月1日火曜日

栗コーダーカルテット 川口義之さんからコメントが届きました!


個人的なエディ・リーダーさんの思い出を書かせて下さいな。
いつのことかも忘れてしまいましたが、
渋谷のクラブクアトロで行かれた、
フェアグラウンド・アトラクションの
コンサートに出掛けました。
理由も覚えてないんだけど、チケットを持っていなくて、
当日券に列びました。
しかしながら当日券は出ないとのこと。

諦めきれなくて、入り口の前で30分くらい待ってました。
当時の名物店長?ベレー帽の強面のおじさまが、
そこに残っていた数人を、特別に入れてくれました。
もちろん入場料は払いましたよ。

その日に聞いた楽曲「パーフェクト」は、
まさにパーフェクトでありました。

その数年後、エディ・リーダーさんがソロになって来日しました。
今回はチケットを押さえてうきうき。
ところが、前日まで香港だったか、バンコクだったかに旅行に出ていて、こともあろうか、寝坊して飛行機に乗り遅れてしまいました。
目の前にあるチケットを見ながら絶句。

今回、久しぶりに観る事ができる。
それも同じステージに出演となれば、
盛り上がらない訳がありません。
全力で、ゆるくやらせていただきます。
猛烈にうれしいです。