2011年4月6日水曜日

払い戻しについて

この度の災害の影響により「お花見World Beat」(3/26〜4/2)及び「テテ来日公演」(4/5〜4/10)の開催は中止となりました。

チケット代金の払い戻しは、基本的にご購入場所で承ります。
手続き方法・期間が購入場所によって異なりますので、詳細は下記ホームページをご参照ください。
http://plankton.co.jp/info/

公演を楽しみにお待ちいただいたお客様には誠に申し訳ございませんが、何卒ご理解を賜われますようお願いいたします。

プランクトン
通信販売係

2011年4月5日火曜日

テテからのビデオメッセージ

テテからビデオメッセージが届きました。
テテからは、震災の直後から何度もスタッフや知り合いの安否を気遣うメールが届き、コメントも"家に戻れ次第、撮って送るよ"と連絡をもらっていました。(ずっとツアー中だったため)時間がかかってしまって申し訳無い、との伝言と共に、以下にアップします。



こんにちは、みんな、テテです
僕らは皆、日本で起こった出来事を知り・・僕の心はあなた達と共に有ります。
みなさんのご無事をお祈りしています。
4月に日本に行くはずでしたが、今回は残念ながら実現しませんでした。
しかし、僕らは既にツアー日程の再調整に入っています。出来れば数ヶ月以内に実現させたい。
次に会える時まで、状況を見守り、皆さんの事を思っています。
すぐに会えますように。
これからもどうかよろしく。
またね。
(英語ヴァージョンを元に訳しました)

****
この他、弊社がこれまで関わって来た多くのアーティストからもお見舞いのメッセージやメールを多数頂いています。
世界中の人々が日本を心配し、愛と励ましを送ってくれています。
随時弊社のHPにて掲載しておりますので、是非ご覧下さい。
プランクトンホームページ
http://plankton.co.jp/info/message.html

2011年4月1日金曜日

テテがNHKフランス語講座に登場!

今回のお花見World Beat、テテの来日公演は中止となり、楽しみにして下さった皆様にはご迷惑をお掛けして申し訳ありません。私どもスタッフ一同もとても残念に思っております。
しかし、今後のスケジュールを調整し、必ず次回ツアーは実現させます。テテも自身のツイッターで "Japan tour is re-scheduled to unknown dates" と言っていた様に、同じ気持ちでいてくれています!

テテは、間もなく放送の始まるNHK TVとラジオのフランス語講座に登場します!これを見(聴い)て、テテが戻って来てくれるのを待ちましょう!
--------------------------------------------------------------------------------------------------
1)『テレビでフランス語』(NHK教育TV)
4月6日(水)夜11:25~11:50
4月13日(水)午後1:30~1:55 

23:44頃から開始のinterviewのコーナーで、世界中でツアーをするテテが、フランス語圏の広がりや印象的なケイジャンのアーティスト(セド リック・ワトスン)との出会いなどについて、熱く語ります。「夜明けの最初の輝き」の生演奏もあります(凄く良いです!)。

2)『まいにちフランス語』(NHKラジオ第二)のオープングとエンディング曲にテテの曲が使われます(4月4日放送分から1年間の予定です)。
放送:月~金曜日 午前7:30~7:45
再放送:月~金曜日 午後1:35~1:50
再放送:土曜日 午前10:45~12:00(5日分をまとめて再放送)

オープニング曲:「小さなシャンソン」(アルバム『夜明けの最初の輝き』から)
エンディング曲:「Love Love Love」(アルバム『レール・ドゥ・リヤン』から)
------------------------------------------------------------------------------------------
写真:発売中の『テレビでフランス語』テキスト

エディ・リーダーからのコメント

愛しの日本へ。私達の生きるこの自然が、今回このような惨事を引き起こしてしまいました。
直接的にせよ間接的にせよ、日本のあらゆる家庭がこの震災で何らかの影響を受けているに違いありません。
なぜこれが、今このときに起こってしまったのか。それは私達にはわかりません。私達はただそれに対処していくほかありません。今困っているすべての方に、私の想いを届けたいと思っています。


私と弟のフランク(Trashcan sinatrasのメンバー)、友人、仕事仲間、そしてその家族…。
ここ、日本の姉妹島国であるイギリス/アイルランドのみんなが、心からあなた達に慈愛の祈りを捧げています。
もし、過去20年以上に渡ってあなた達が私や私の音楽仲間に与え続けてくれた愛と歓びを『壁』に変え、あなた達にお返しすることができていたならば、きっとそれは見えない巨大な楯となり、あの津波からあなた達すべてを護ることができたでしょう。

私達は、あなた達を深く深く敬愛しています。
少しでも早く、あなた達の傷が癒えますよう。


エディ・リーダー


----------------------------------------------------

《原文》
Dear Japan, the nature we all live in has caused such devastation,
all families in your country must be affected in some way by this directly or indirectly.

We don't know why this happened now. We just have to deal with it.
I want to offer my heart to anyone who needs it at this time.
Myself and my brother Frank from the Trashcan sinatras, and all our friends, work collegues and families 
here in your sister islands of the UK and ireland send you all every healing thought in our soul.
If the love and joy you have given me and my musician friends, for the past 20 or more years, could be turned into a wall and given back to you it would have transformed into a giant invisible shield to protect you all from those waves.

We adore you.
Heal fast!!!

Xxx ER xxx




この他、弊社がこれまで関わって来た多くのアーティストからもお見舞いのメッセージやメールを多数頂いています。
世界中の人々が日本を心配し、愛と励ましを送ってくれています。
随時弊社のHPにて掲載しておりますので、是非ご覧下さい。


プランクトンホームページ
http://plankton.co.jp/info/message.html

2011年3月18日金曜日

「お花見World Beat 2011」チケットご購入のお客様へ

「お花見World Beat 2011」チケットご購入のお客様へ

未曾有の大災害で列島全体が大きく揺れておりますが、皆さまのご無事を祈念しております。また、この度の震災により被害を受けた方々に心よりお見舞いを申し上げます。

■■■公演中止のご案内■■■

先日発生致しました東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)の影響により、
下記公演の開催は中止とさせていただきます。

お花見World Beat 2011
3/26,4/2(土)上野恩賜公園野外ステージ
3/28(月)名古屋クラブクアトロ
3/29(火)心斎橋クラブクアトロ


チケット代金の払い戻し方法については、近日中にご案内いたします。
お客様がお持ちのチケットは、今後、払い戻しの際に必要となりますので、詳細をご案内するまで紛失しないよう大事に保管をお願いいたします。

また、地震の影響により、上記以外の公演に於いて開催内容に変更が生じる場合は、決定次第、プランクトンのホームページにてご案内いたします。

コンサートを楽しみにされていたお客様には大変ご迷惑をお掛け致しますが、何卒、ご理解・ご了承を賜われますよう、よろしくお願い申し上げます。

改めて被災された皆様に心からお見舞い申し上げますと共に、安全とご無事をお祈り申し上げます。

株式会社プランクトン

2011年3月10日木曜日

お花見川柳・その3

「名前かな それとも名字 テテの名は」



「盛り上げは ジョンにいっさい マッカスカ」



「ジョン・ドイル 今日は上野で ジョンといる」



「ハンバート ハンバートはん バートはん」




 by Pagy

ジョン・マッカスカーのUNDER ONE SKY



少しずつ、わずかですが、あったかくなってきました。日差しはもう春! また風は冷たいけど。

今日はジョン・マッカスカーのことを改めて紹介しましょう。以前の来日は確かエディ・リーダーのバックバンドだったので、きちんとプロフィールが紹介されるのは今回の来日が初めてかも。とにかくジョン抜きでは現在のスコットランド音楽シーンは語れないというほどの重要人物なのです。なんといっても活動の幅がひろい。昨年は確かマーク・ノップラーのツアーで大忙しだったし。とにかくジャンルの枠を飛び越え、その活躍には驚くばかりなのです。

ジョン・マッカスカーはアイリッシュ系のファミリーのもと、スコットランドで生まれ、7歳の時からフィドルを弾き始めました。天才少年として早くも才能を開花させたジョンは17歳で名門バトルフィールド・バンドに迎えられ、同バンドには11年在籍することになります。そりゃもう、その頃からジョンの存在は「重鎮バンドに天才少年加入!」ということで、相当な話題になっていました。バンドを離れてからは、ボニー・レイットやポール・ウェラー、ティーンエイジ・ファンクラブ等のレコーディングやツアーに参加するようになります。これは、もうフォーク/伝統音楽のエリアじゃないですね!

そしてエディ・リーダー、クリス・ドレヴァー、ケイト・ラズビィ、ハイディ・タルボットなどトラッド界の重要アーティストの多くの作品をプロデュースするようになるわけですが、ジョンの作品の特徴に良質なのはもちろんなのですが、通常のフォークのアルバム以上の大ヒットにつながるところが本当にすごいと思います。良いだけじゃなくって、売れる。多くの人に聴いてもらえる。これってホント貴重です。

たとえばこの映像にあるように、フォークな曲を叙情的にアレンジするのはジョンの得意技! 多くのシンガーソングライターが彼に仕事を頼むのが分かるような気がする。歌っているのはアルビオン・バンドの、こちらも大御所のジョン・タムズ。曲はジョンが書いたようですね。そして、ちょっと伝統音楽に詳しい人なら、すぐ分かる、ものすごいメンバーが演奏しているのが映っていますが、まぁノーPAで、なんかとっても素朴な感じで良いですよね〜。

この曲はジョンの最近のプロジェクトで「UNDER ONE SKY」というアルバムに収録されています。これはイングランドのアーティストとスコットランドのアーティストと一緒に手を組もう!というコンセプト作品で、フィドラーのソロ作品というよりはイメージアルバムのような内容になってます。特にアイドルワイルドのロディ・ウォンブルロッドなんか、とってもいい味だしていますし、ブラーのグラハム・コクソンも大活躍。

ジョンについて、そしてこの「UNDER ONE SKY」について、更に詳しく知りたい方はこちらへ、どうぞ! 本当に来日が楽しみ!

2011年3月8日火曜日

テテの日本語

先日、テテが広島FMへのコメントを録音して送ってくれました。その一部をこちらで聞けます。

テテ、日本語が前より格段に上手くなっていますね!!
クアトロ・プレス(3月半ば発行予定)に掲載されるメール・インタビューでも、その一部をわざわざ日本語で答えてくれる程。誰かパリで教えてくれる友だちがいるのでしょうか?!

2011年3月6日日曜日

もうすぐエディがやってくる 2 「天使の忍耐力」



エディの代表曲。これってシングルマザーの歌だってお気づきでしたか? 「It would try the patience of Angels それは天使の忍耐力をも試すものだろう」本当に歌詞が素晴らしいのですが,この曲を書いたブー・ヒュワディーンから聞いた秘密をちらっとお話ししちゃいましょう。

当時ブーは長女のホリーが生まれたばかり。ちょうどバス通りに住んでいて、ケンブリッジの彼の自宅の前を通る2階立てのバスからバスに乗っている人たちが泣いているホリーに向かって手を振ってくれたのですって。それがFrom the top of the bus. She thought she saw him waveという部分をインスパイアしてくれたのだと言う話でした。

エディは、この曲が入ったソロアルバム2作目をLAでレコーディングしていたのですが、曲が足りなくなり、ブーに国際電話をかけて来たそう。当時インターネットもまだない時代。ブーは早朝、エディの国際電話でたたきおこされ、電話口でこの曲を歌ってエディに教えたそうです。パンツ1丁で電話で歌うのを郵便を届けにきた配達員に目撃され、ブーはとても恥ずかしかったとか。

ちなみにブーのヴァージョンはこんな感じ。本当にいい曲。エディ、お花見ワールドビートでもうたってくれるかな〜。

2011年3月5日土曜日

エディがもうすぐやって来る!


今日は寒かったけど、東京は明日から徐々にあったかくなるみたい……春はそこまで! ということで今日はエディ・リーダーの「Roses」をお送りします。エディらしくスイートで可愛い曲ですよね。エディとパートナーのジョン・ダグラス(トラッシュキャン・シナトラズ)の共作になってます。季節の変わり目に新鮮な気持ちになる空気を歌った曲なので、上野の桜に囲まれて、エディはこの曲をきっと歌うんじゃないかな〜

地元ではこういうセッション的な組み合わせで、あちこちに顔を出すエディですが、日本ではいわゆるポップスのアーティストとして活躍しているせいか、こういう自分のバンド以外での来日って今まで無かったですよね。ホント今だにフェアグラウンド・アトラクションのリードシンガーという看板が大きいけど、今や英国ではスコットランドの伝統音楽シーンは彼女が牽引していると言っても間違いありません。まさにこの「LOVE IS THE WAY」のアルバムにもありますが「Queen of Scots」! 

たくさんの桜に囲まれて、スポンテニアスなエディ。いったい何が飛び出すか分からない。そんなライブが本当に楽しみです。皆さんもぜひ客席からエディを応援してください。エディをのせて、いろいろ普段やらないような曲も歌ってもらいましょう! Love is all around,  feel it in the breeze.....


2011年3月4日金曜日

テテはポルシェで聴きたい!?

つい先日、ポルシェでのドライブにピッタリなアルバムをゲットしてしまったので…」という何とも贅沢、というか羨ましいコラムを見つけてしまいました。


ポルシェやドイツに関するニュースや話題を掲載しているWeb新聞『ポルセキ新聞』(911DAYS発行)というのがありまして、そこに「ポルシェで聴きたいこの1枚」というCDを紹介するコーナーがあります。


そこでナント、テテの『ア・ラ・ファヴール・ドゥ・ロートン』が紹介されているじゃありませんか!
残念ながらポルシェには乗ったことがないので、どんな雰囲気で聴けてどう楽しめるのか全く分かりませんが(笑)、きっと気持ち良いに違いありません。


それにしても、編集部の人は全員ポルシェに乗っているのでしょうか???

フィル・カニンガム、ジョン・マッカスカーを語る!






以前、元シリー・ウィザードのメンバーで、スコットランドのトラッド/フォーク界を代表する重鎮フィル・カニンガムが、来日するトラッド・トリオの一角ジョン・マッカスカーについて語ったコメントです。
まるで我が息子を見守るような語り口。グラスゴーのケルト・フェス、ケルティック・コネクションで見た、親子のような微笑ましい様子を思い出します。↓↓↓



以前インタビュー中にジョン・マッカスカーについてどう思うか聞かれたことがある。
最初、タチの悪いことやくだらない冗談でも言ってやろうかといろいろ頭に浮かんだけど、結局出た答えは『あいつはミュージシャンの中のミュージシャンだ』だった。

今になってその発言を振り返ってみると、我ながらずいぶん的を射ていたと思うよ。私はジョンをずいぶんと長く知っているし、ずっとあいつのことを見守って来た。それも、夢中になってね。あいつは実にしれっと、さくっと音楽界にその名を刻み込んでしまったよ。

強く感情に訴えるメロディを書かせたら本物の、思慮深く素晴らしいコンポーザー。いろいろな国の素晴らしい才能を数多く成功に導いて来た、辛抱強く慎重なプロデューサー。そして…一度やると決めた楽器はすべて見事にこなしてしまう、本当に素晴らしいプレイヤーでもある。
生来の気前のいいタチに加えて、これだけのもんをお前さんは持ってるんだ、ジョン・マッカスカー。若造にしちゃ、上出来だ!(by Phil Cunningham)

2011年3月1日火曜日

テテとヤエル・ナイムの関係は?

2月6日に発売されたヤエル・ナイムの新譜『She was a boy』にテテがゲスト参加しているのは御存じかと思いますが、実は昨年のテテのライヴにヤエルがゲスト出演しているほど二人は仲良しなのです。

TV番組での共演がきっかけだったみたいですが、昨年テテがプロモ来日した時にヤエルのことを聞くのをすっかり忘れていました。



この証拠写真は昨年4月26日にパリのシガールで行われたテテのライヴにヤエルがゲスト出演したときのものです。この時二人は、Jolie Hollandの“Old fashioned Morphine”をデュエット!で披露したそうです。
(写真&情報提供:山田蓉子)

今回の4月2日の”お花見World Beat”でもこういったサプライズが起きるのでしょうか??

2011年2月28日月曜日

トラッド・トリオの2人、国内盤2タイトル同時リリース!!

 今回の来日を記念し、トラッド・トリオのJohn McCuskerとMichael McGoldrickそれぞれの最新作2タイトルが、3/6(日)にTHE MUSIC PLANTさんからリリースされることになりました!!
一足先に、どこよりも早くリリース情報を公開しちゃいます!


 John McCusker "Under One Sky"(YN-025)





Johnの"Under One Sky"は、彼が中心になって作り上げたイギリスのトラッドを包括する壮大なプロジェクトで、John McCuskerのずば抜けたセンスとIan Carr, Andy Cuttingなど気心知れた仲間達との伸びやかな演奏、さらにJim Causley, Julie Fowlis, Graham Coxon, Roddy Woombleなどといった豪華ゲストによる歌声が実に素晴らしい傑作です。いかにJohn McCuskerが現代のイギリス・トラッド界で重要なポジションにいるかが伺い知れます。必聴!!


 Michael McGoldrick "Aurora"(YN-024)



Michaelの"Aurora"は、トラッドの同時代的感覚において他の追随を許さない彼の魅力が120%発揮された、カッコ良すぎる作品です。武士道を思わせるストイックなまでに研ぎすまされたフルートの演奏と、ホーン・セクションやキーボード、リズム隊までも見事に取り入れてしまう(ややもすればダサくなりがちな)トラディショナル・フュージョンとも言うべき表現方法がクールに、見事に同居しています。こちらも必聴!!


リリース詳細は、近日中にTHE MUSIC PLANTさんのHPにて特設ページがオープン予定ですので、そちらをチェックしてみて下さい!!


THE MUSIC PLANTのホームページ

2011年2月26日土曜日

CINRAにちょこっとバナー

カルチャーニュースサイト"CINRA"、ページの右下に控えめな「お花見World Beat」のバナーが設置されました。バナーなのに目立ってないところが、いとおかし。

ハンバートハンバートのお二人からコメントが届きました!

エディ・リーダーの歌を聴くと「この人、私のお母さんなんじゃないか」と思う。彼女にあこがれて、自分のCDを送ったこともあるし、ライブも2回観に行った。本物のエディは“お母さんオーラ”あふれるやさしくて力強い歌声を持っていて、しかも、とってもかわいらしい人だった。こういう人になりたいと思う。
そんな人と一緒にツアーをするなんて、夢のような出来事。何か一緒に歌いたいと思って、あれこれアイデアを練っています。ぜひ観に来てくださいね。
                                     佐野遊穂(ハンバートハンバート)


 このたび、ジョン・マッカスカー、マイケル・マクゴールドリック&ジョン・ドイルのトリオと一緒にツアーをし共演できるということで、とても楽しみにしています。ジョン・ドイルは前に来日したときに客として観に行っており、ジョン・マッカスカーの音は、彼がプロデュースし演奏している ケイト・ラズビーの作品を通して愛聴していましたが、共 演するのは初めてです。せっかく共演するのだから、一緒に演奏したらすごくよさそうな曲があったらいいと思い、数曲作りました。そしてツアーの後、一緒に録音します。だから、ハンバートハンバートの新しいCDが出たら買ってくれるつもりの人は、今回のツアーのどれかに来れたら、きっと二倍楽しめますよ。
 さておき、先日、スコットランドに行った折に、ジョン・ドイルとマイケル・マクゴールドリックと会うことができました。ジョン・ドイルはハンバートハンバートのライブも観に来てくれ、とても楽しんでくれていたようなのでよかったです。マイケル・マクゴールドリックとは、バー(向こうではパブって言うの?)で飲んで話しました。「お前は、ジョン・ドイルとジョン・マッカスカーの音は好きらしいけど、俺のことは知らなかったんだよな」と言われ、一瞬どきっとしましたが、すぐ「そんなこと気にしてないよ」と笑い話になり、むしろ打ち解けることができました。こういうのをウィットと言うのでしょうか。しかし、気にしてないよって、気にしてるんじゃん。しかも、なんでそんなこと知っているのよ。
 英語で人と話すと、大体勘で相手の言っていることを読み取ることになるので、ときとして不可思議な経験をします。ともあれ気さくなおじさんでした。
 ジョンとマックが二人ずついて、誰が誰だかわからなくなりそうなややこしいトリオのようですが、ともあれ、自分たちの音楽に入ってきてもらえるのは大変楽しみなことです。
                                      佐藤良成(ハンバートハンバート)


2011年2月25日金曜日

エミ・マイヤー新曲「マスター・ピース」

お花見World Beat(4/2)出演に先駆け、3/9に発売となるエミ・マイヤーの新作『スーツケース・オブ・ストーンズ』から、リード・トラック「マスター・ピース」のビデオ・クリップが完成しました!!

トラッド・トリオの超絶動画!!

MyspaceにUPされていた来日トラッド・トリオの超絶映像!
やや画質、音質は悪いですが、その凄さの片鱗は十二分に伝わるでしょう。
3/26のお花見World Beatでは、是非この凄さを実際の演奏で、生で体験してみて下さい!!


ところで、投稿者のPhilさんって…

Michael McGoldrick John McCusker and John Doyle

Phil | Myspace Video

2011年2月24日木曜日

お花見川柳・その2

お花見川柳・その2


花祭り まりをつきたや 中村や


春の宴 粋なロンサム 四福神


カリブより デヴィッド運ぶ 春の風


作:Pagy

2011年2月22日火曜日

お花見川柳 その1

P太郎の上司、Pagyは、駄洒落好き。
以前、DM用にプランクトン新聞を作っていたときに「ケルト川柳」なるものを書いてくれた。
あまりにも馬鹿馬鹿しすぎて、社長の許可が下りず、残念ながらボツとなり世の中には出なかった。
だけど、僕はあの「ケルト川柳」が好きだった。
今覚えているのは
「シャロン・シャノン、日本で言えば、千代田千代」ぐらいだけど、
時々思い出すとニヤニヤ笑ってしまう。


そのPagy上司に「お花見 World Beat」を川柳を頼んだら、
早速書いてくれました。
今回は社長の許可も下りて、堂々と発表できます。



お花見川柳 その1

紡ぐ音 魔法の如き テテの手々

上野にて リッキー爺さん 花咲かす

エミ・マイヤー 美しすぎる 笑み舞い也

春だけど 炊き込みご飯に 栗コーダー


続く

2011年2月18日金曜日

奇跡のトラッド・トリオ

お花見World Beatで来日するジョン・マッカスカー, マイケル・マクゴールドリック&ジョン・ドイル トリオ。トラッド界を代表するスーパープレイヤー3人によるまさにスペシャルなこのトリオは、お花見World Beat最大の目玉のひとつといえる。

フィドルのジョン・マッカスカーは09年に"Under One Sky"という素晴らしい作品を発表している。このアルバムはジョン・マッカスカーの作品というよりは、彼がリーダーとしてまとめ上げたひとつのプロジェクト的な色合いが強い。
ジョン・マッカスカーは一流のフィドル・プレイヤー兼マルチ・プレイヤーである以上に、敏腕のプロデューサーとしてケルト音楽界で絶対的な信用を勝ち得ており、そのプロデューサーとしての名声は、同じくトリオの一角として来日するジョン・ドイルに匹敵する。

アメリカ在住のアイリッシュであるジョン・ドイルが、アイルランド移民からアメリカン・ルーツにまでつながるトラディショナル音楽の推移を体現しているとすれば、ジョン・マッカスカーは同じくケルトに由来を持つスコットランドからイングランド、はたまた北欧に至るまでのイギリス的あるいはヨーロッパ的トラッドの総体を示していると言っていい。
そういった意味で活動のフィールドは異なるものの、二人の影響力は同格であり、二人とも世界中に散らばっているケルティック・ミュージシャンから同等の信頼を得ている。

先日ケルティック・コネクションで、ジョン・ドイルがグリーンフィールド・オブ・アメリカというプロジェクトの一員として活動していることを知った。このプロジェクトはアイルランドの音楽が移民とともにアメリカに持ち込まれ、アメリカのルーツ音楽として定着して行った過程を浮き彫りにするものだった。ベテランのカントリー・ミュージシャン達の中で、ドイルが若くしてプロジェクトに抜擢されその中枢を成していたことは、先述の彼の音楽性を如実に証明していたと言える。

マッカスカーの"Under One Sky"は大雑把に言ってしまえばそのイギリス版と言えるかもしれない。彼はスコットランド、イングランドの現代トラッド界を代表するプレイヤー達を、イギリスというまさに「ひとつの空の下」にまとめ上げた。ケイト・ラスビーや今回の来日組の目玉:エディ・リーダーといったイギリスのコンテンポラリー・フォークのプロデュース業でも名高いマッカスカーらしく現代的な感覚も兼ね備えているし、チーフタンズばりの壮大なスケール感はクラシックの素養をも併せ持つ彼の音楽的偏差値の高さを伺わせる。
このプロジェクトにおいて、長らくスコットランドはじめイギリスのトラッド界を牽引して来たフィル・カニンガムを差し置いて堂々たるリーダーぶりを発揮したマッカスカーは、ここに新しいトラッドの世代交代を告げたと見ることもできるかもしれない。

そのジョン・ドイルとジョン・マッカスカーというトラッド界希代の才能と視野を持つ2人に、同世代最高のプレヤーであるマイケル・マクゴールドリックが加わる。
彼はこのシーンに現れた時から、ルナサ(アイルランド)、カパケリ(スコットランド)、フルック(イングランド)とそれぞれのフィールド・エリアで一流の働きをしてきた。プロデューサーとしての活躍はないものの、その分職人肌のセッション・プレイヤーとしての才覚は2人のジョンがそれぞれもっとも信頼するプレイヤーであり、どちらのプロデュース作にもほとんど全面的に参加している。また、現代的な感性は3人の中でも随一であり、ケルト音楽の未来を担う才能として高い評価を得ている。

今回の来日するトリオはただ腕の優れたプレイヤー3人がセッションするだけのユニットではない。3人が集まることにより、どちらかと言えば地域的かつ懐古的なトラッドという音楽が、世界的な規模で未来に向けて鳴りだす。この3人が半円を描いて音を合わせる様は、まさしく聖パトリックが三位一体を説いた際に手にしたシャムロックの如し。

この来日のための奇跡の共演。絶対にお見逃しなく!

2011年2月10日木曜日

Rickie-Gさんからコメントが届きました!

桜咲く気持ちのいい季節に、こんな素敵なアーティストたちと共演できるなんてほんとに光栄です! 
ありがとうございます。

CDで聞いていたTETEのやわらかい歌声と素晴らしいメロディが生で聞けるのが今から楽しみです 。


Rickie-G



2011年2月9日水曜日

上野のおいしいお店情報♪

どうぜ上野に行くのなら、お花見World Beatのついでにディスカバー美味しいお店 in 上野!
今日のお薦め情報は、不忍池そばにある昔ながらの中華料理店、蓬莱閣 (ほうらいかく)
上野の中華料理店としては老舗で有名らしく、美味しくボリュームたっぷりの料理には長年のリピーターが多い名店。知人などは、家族で通って既に20年とのこと。(昭和34年創業の店舗が横浜中華街にもあるが、上野とどっちが本店かは不明。)

週替わりランチは、メインたっぷり2品+杏仁豆腐付きで1,200~1,500円という豪華サービス設定。高菜ソバがお薦めで、大きめ餃子もモッチモチで人気者!
またコース料理(5,000円〜、要予約?)を頼むと、飲み物が1人あたり3杯無料!とか、料理単品オーダーでも、ビール瓶5本頼むと1本無料!とか、ちょっと面白いサービスもあるみたいです。
*当日も絶対そうか保障はないから、確認はして下さいね。

また、上のフロアからは上野公園が見渡せ、絶景だそう。ぜひお試しを!腹ぺこライブの後に、仲間とワイワイ宴が楽しめそうです!


2011年2月8日火曜日

Schroeder-Headz 渡辺シュンスケさんからコメントが届きました!

春という季節が大好きな僕としては、おそらく、大分うららかになりつつあるであろう野外の空気の中、Schroeder-Headzのピアノを奏でられるなんてのは最高のシアワセです。そして、これまた花見の宴としては贅沢すぎるほどの豪華なキャスト。今年は、ほんとに春を目一杯堪能できそうで非常に楽しみにしています。春とピアノの組み合わせは、とてもよいのです。新しい季節の始まる風の匂いと期待感、なぜかちょっとだけ寂しくなるような不思議な感じ。。。個人的な春の印象ですが、昨年発表したNEWDAYSは、まさにそんな空気をイメージした曲でした。演奏するのに、これほどまでにうってつけな舞台空間はそうそうありません。この日は、ぜひ素敵な春を一緒に感じましょう。

Schroeder-Headz
渡辺シュンスケ

2011年2月7日月曜日

今年の桜開花日予測

調べてみたら、今年の桜の開花予想は、大阪 3/26、名古屋、東京が 3/27とのこと。[参考:桜情報ー開花予想

これはいい感じですね〜!お花見World Beat 3/26もあと一歩桜満開の予感!!もちろん天候、気温によって状況は変わっていくので、3月になったら、つぼみからの開花日予測尺度サイトにある様に、つぼみの成長度をチェックして開花まであと何日かを予想してみませんか?(背の高い桜の木のつぼみを間近でじっくり見るのは難しいかもしれませんが・・)レッツトライ!

2011年2月4日金曜日

お花見World Beatで初お目見えのデヴィッド・ウォルター!

デヴィッド・ウォルターの日本デビュー盤『ホーム』が今週水曜にiTunesストアで発売されるやいなや"ミュージック"のトップに登場し、"ワールド"のシングルトップ1に躍り出るなど、いきなりヒットの兆しを見せています。(トップ10に4曲デヴィッドの曲がランクイン、アルバムは3位。)

デヴィッド・ウォルターは、カリブのマルティニークとセントキッツ島出身の祖父母を持つフランス人シンガーソングライターで、フランス、クレオール、英語で歌うコスモポリタンなアーティスト。誰でもすぐ口ずさみたくなるポップでオーガニックな味わいの曲が早くも好評を得ています。DJ、ジンパラというユニットで活躍していた事もあり、音楽性もヒップホップ、エレクトロ、R&Bと多彩。フランスでは2作目となる『ホーム』をひっさげ、4月にプロモ来日、お花見 World Beatで初お目見えになります!日本盤は2/6(日)リリース、ボーナストラック3曲+スペシャルDVD付きの大サービス!アシャとのデュエット1曲収録!要チェックアルバムです!

2011年2月2日水曜日

上野の下見に行ってきました♪

(昨日とは別のスタッフによる投稿)
スタッフみんなで上野の下見に行ってきました!


上野公園の様子
天気が良くて、気持ちいい!

お花見World Beatの頃にはこの桜も見頃を迎えているでしょう。

会場を囲む池には野鳥達もたくさん。


ステージの様子。
ここにどんな装飾を施すかなど、みんなで考えます。

客席の様子。

せっかくなので、帰り際上野の面白そうなところを探索。
いかにも下町!的な風情がたまりませんね。

地元では有名だというモツ焼き兼居酒屋さん。
何でも午前中から開いているのだとか。
お花見World Beatの帰り(もしくは行きがけ?)に立ち寄ってみては?


上野といえば


上野にもうすぐパンダがやってきますね!公募した日本名は何になるのでしょうか!?ドキドキワクワクです!!
さて昨日、制作スタッフと音響担当、舞台監督で上野恩賜公園野外ステージを下見して来ました。実務的な事の確認はもちろん、実際に会場を見ると舞台装飾や、プラスアルファの当日のお楽しみアイデアも具体的に浮かんだりするので、毎度大事ですねぇ。
寒空の下の上野公園、不忍池でしたが、桜が満開の時期はここは本当に見事なんですよ!だって客席からも満開の桜が見えるのですから、最高の花見スポット&ステージ!
久々の上野なので、上野の素敵スポット・リサーチ第一弾として、鴨汁おススメの名店、アメ横の大衆居酒屋「大統領」で軽くビール・・。(*打ち合わせも、ちゃんとしてますよっ!)ここはなんと朝10時から開店しているそうです。筋金入りの飲んべえの方を接待しなければいけない時でも、強い味方になってくれるプレジデンシャルなお店!ですね。お花見 World Beatの公演前または公演後に寄ってみてはいかがでしょう?この日も平日14時頃でしたが、明らかに仕事中じゃないの?というスーツ姿のグループを含め、ナチュラルに飲んでいる人がたくさんいました。いいですねえ、ユル〜くて。
これから上野のおおらかな魅力にもっと触れていきたいと思います!

2011年2月1日火曜日

栗コーダーカルテット 川口義之さんからコメントが届きました!


個人的なエディ・リーダーさんの思い出を書かせて下さいな。
いつのことかも忘れてしまいましたが、
渋谷のクラブクアトロで行かれた、
フェアグラウンド・アトラクションの
コンサートに出掛けました。
理由も覚えてないんだけど、チケットを持っていなくて、
当日券に列びました。
しかしながら当日券は出ないとのこと。

諦めきれなくて、入り口の前で30分くらい待ってました。
当時の名物店長?ベレー帽の強面のおじさまが、
そこに残っていた数人を、特別に入れてくれました。
もちろん入場料は払いましたよ。

その日に聞いた楽曲「パーフェクト」は、
まさにパーフェクトでありました。

その数年後、エディ・リーダーさんがソロになって来日しました。
今回はチケットを押さえてうきうき。
ところが、前日まで香港だったか、バンコクだったかに旅行に出ていて、こともあろうか、寝坊して飛行機に乗り遅れてしまいました。
目の前にあるチケットを見ながら絶句。

今回、久しぶりに観る事ができる。
それも同じステージに出演となれば、
盛り上がらない訳がありません。
全力で、ゆるくやらせていただきます。
猛烈にうれしいです。

2011年1月31日月曜日

ロンサムストリングス 桜井芳樹さんからコメントが届きました!

ロンサムストリングスでの久しぶりのライヴが今回のイベントというのは、本当に嬉しい限りです。しかも、中村まりとの共演も楽しみです。春が終わる頃にリリースされるアルバム、Lonesome Strings and Mari Nakamuraからのレパートリーを披露出来るかと思います。そして、この日はテテの生声も聴けますし、エミ・マイヤーも愛聴していましたので、今から静かに興奮しております。4月初旬はまだまだ肌寒いかと思いますが、上野の森はじわりと熱くなることでしょう。

ロンサムストリングス 
桜井芳樹

2011年1月27日木曜日

中村まりさんからコメントが届きました!

ロンサムストリングスとの共演に今からとてもわくわくしています。
テテさんをはじめ、世界中からの素晴らしいアーティストが対バンするこのイベント、ぜひお見逃しなく!

中村まり

2011年1月25日火曜日

エミ・マイヤーさんからコメントが届きました!

今年の「お花見World Beat」には私が尊敬する国内外のアーティストが沢山出るので、とても楽しみです。
テテのアルバムはシアトルでドライブをしながら良く聴きます。いろんな言語とジャンルの歌が聴ける素晴らしいコンサートになると思います!

エミ・マイヤー

お花見 World Beat 準備日記

お花見 World Beat のページをリニューアルしました。